股関節はもともと柔らかい
わたしたちは誰しも生まれたときは柔軟な股関節を持って生まれてきます。
産まれるまでの間、お母さんのおなかの中でコンパクトにしかも心地よく体を折りたたんで何か月も過ごす必要があるからです。
産まれるまでの間、お母さんのおなかの中でコンパクトにしかも心地よく体を折りたたんで何か月も過ごす必要があるからです。

股関節は球関節です。
骨盤に半円形の穴が開いていて、その穴の中に腿の骨の頭の先の丸くなっている部分がすっぽりハマってついている、その結合部分をさします。
関節は全て簡単に外れないようたくさんの靱帯で守られています。
骨盤に半円形の穴が開いていて、その穴の中に腿の骨の頭の先の丸くなっている部分がすっぽりハマってついている、その結合部分をさします。
関節は全て簡単に外れないようたくさんの靱帯で守られています。

なぜ股関節は硬くなるのか
- 重力
- 運動不足
- 怪我
- 臓器不全
股関節が時間の経過とともに硬くなるのは人間の宿命なのかもしれません。
人間は二足歩行のため、上体、特に重たい頭の重みを下半身で支えています。そのため、わたしたちが二足歩行で歩いている限りは、重力によって股関節の間のスペースが日々押しつぶされていきます。
社会生活を営む上で、動かずに同じ姿勢で座り続ける時間が長くなればなるほど股関節を守っている靱帯がどんどん縮んで硬くなります。
下半身のどこかに怪我をするとその影響は関節に及びます。股関節の怪我でなくとも、例えば足首の捻挫などでも、左右の足のどちらかに負荷がかかることにより、膝関節や股関節を痛めたり筋肉が硬くなったりします。そのまま放置して日常生活を続けるとより一層左右差が大きくなったり、筋肉の硬さが進行したりすることもあります。
外的要因とは別に、体内部から股関節周辺の筋肉を固めることもあります。骨盤内の臓器が病気になると、周辺臓器とその近くの筋肉が癒着を起こし、常に骨盤周りの筋肉が緊張し、動かしにくくなり、固まっていきます。
このようにわたしたちの体は外から見えるところも見えないところもちゃんと繋がって影響を及ぼし合っているんですね。
ヨガで股関節を柔軟に

ヨガでは動きにくくなっている骨盤や股関節周りをあらゆる方向から動かし、時には過緊張状態を作り、筋肉の緊張を緩めていきます。
過緊張とは緩めるのと真逆ではないか、と思うかもしれませんが、筋肉には極度の緊張を与えるとその直後に緩みやすくなる、という面白い性質があります。
この性質をうまく利用し、筋肉をほぐし、その筋肉と繋がっている内臓機能にまで働きかけて向上させていきます。
また、ヨガには体を逆さまにするポーズもありますので、股関節のみならず、体のあらゆる部位にかかっていた重力によるストレスが解消され、快適な体を作っていくことができます。
過緊張とは緩めるのと真逆ではないか、と思うかもしれませんが、筋肉には極度の緊張を与えるとその直後に緩みやすくなる、という面白い性質があります。
この性質をうまく利用し、筋肉をほぐし、その筋肉と繋がっている内臓機能にまで働きかけて向上させていきます。
また、ヨガには体を逆さまにするポーズもありますので、股関節のみならず、体のあらゆる部位にかかっていた重力によるストレスが解消され、快適な体を作っていくことができます。
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