このポーズは足首の柔軟性を高め、股関節のリンパや血液の流れを一時的に堰き止め解放することで足の疲れもとれ、冷えやむくみにも効果的なポーズです。足のめぐりが良くなりますので脚痩せ効果も期待できます。さらに腰が丸まらないところでキープをすることで、内転筋に過緊張を生じさせ、緊張した後は緩みやすくなるという筋肉の性質から、内転筋が緩み、開脚しやすい股関節を作るのにも非常に効果的ですので、クラスでも取り上げることが多いポーズのひとつです。柔軟な股関節を作るヨガ「3ステップ」大公開
股関節に硬さを感じていらっしゃる場合はこのポーズで完全にしゃがむと腰が丸まる方がほとんどです。
腰が丸まりますと効かせたいところに効かせることができないため、まずしゃがむのではなく、足を腰幅に開きつま先を斜め外側に向けて立った状態から腰を伸ばしたまま徐々に膝を外側に曲げ腰を低くし、腰が丸まってきたら丸まらないところまで戻り、腰がまっすぐキープできるところまでしゃがむようにします。中途半端な高さでキープをするのはきつく感じるかもしれませんが、それが効いてる証拠です。ただし、膝や股関節のどこかに痛みが生じるようなら行わないようにします。

足幅は腰幅が理想ですが、バランスが取りにくい場合は安定するところまで広げるようにします。腰の位置を低くしていったときにかかとが浮いてくるようなら、かかとの下にあらかじめタオルなどを置いておくと安定度が高まり、効果も上がります。位置が決まり、肘が膝の内側に付くようならそこで肘と膝を押し合い、2呼吸程キープをします。「押し合う」ことで、腿の内側の内転筋を過緊張させ、柔軟性を高めていきます。


発展させることで、さらに負荷を高め、効果をより一層上げることができますが、不安定であったり、腰が丸まるようでしたら効かせたい筋肉に効かせることができなくなる場合もありますので、その都度軽減をし、股関節にしっかり働きかけるところでキープをしましょう。
わたしたちの体は股関節と肩関節が連動して機能しています。歩くとき、片方の足が前に出ると反対の腕が自動的に前に振られることで、それがわかります。ですので、股関節の硬さは肩関節の硬さにも繋がっているため、このようなポーズで両方同時に動かすと動きやすく、可動域もどちらも広がりやすくなり、体の変化をより早く感じていただけるようになります。
わたしたちの体は股関節と肩関節が連動して機能しています。歩くとき、片方の足が前に出ると反対の腕が自動的に前に振られることで、それがわかります。ですので、股関節の硬さは肩関節の硬さにも繋がっているため、このようなポーズで両方同時に動かすと動きやすく、可動域もどちらも広がりやすくなり、体の変化をより早く感じていただけるようになります。