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股関節、柔らかくするにはどうすればいい?

股関節はこの3ステップで柔らかくなる!

- 緩める
- 動かす
- 鍛える
まず股関節周辺の筋肉の緊張を緩めます。この後股関節を動かしますので動かしやすくしておくため、かつ、怪我予防のためです。
緩めてから動かすことで可動域を広げることができます。緩めて動かしてますので股関節周辺の筋肉はとても血行が良くなっている状態です。
ヨガのポーズで股関節周辺の筋肉を鍛えていきます。十分に温まってから鍛えますのでトレーニング効果が上がります。筋肉には緊張させたあと緩みやすくなる、という性質と、緩めたい筋肉がある場合、その反対側の筋肉(拮抗筋)を収縮させると緩みやすくなる、という二つの性質があるため、鍛えた後は驚くほど股関節の柔軟性が高まります。
柔軟な股関節を作るヨガ~魔法のyokaメソッドで一度で効果を実感できる理由

そして、解剖学に基づいたマッサージ法と、筋肉の性質を利用した独自のメソッド、「緩める」「動かす」「鍛える」の3ステップ法により、初回のレッスンから効果を実感していただけるようになりました。
次にその一部をご紹介いたします!
やってみよう!股関節が柔軟になる3ステップ
では実際にクラスで行う流れの順番で行ってみましょう。
始める前に今の股関節の状態を確認して、終わった後、変化があるかどうか比べてみます。足を揃えて立ち、前屈し、手が床に付くかどうか、付いていればどのくらい付いているか、付いていなければ床との距離はどのくらいなのか、腿裏や腰やお尻の張り具合などチェックしておきます。
緩める
硬くなっている筋肉を緩めていきます。まず筋肉が骨に付いている部位、腱をマッサージします。筋肉を伸ばす前に腱をほぐすことでその筋肉が伸びやすくなり、ストレッチ効果が高まります。腱の両端を起始、停止と呼びます。

- 腿裏
- 内腿
- 外腿
- 腿前
膝が伸ばしきれていて、まだ伸びが欲しい場合はタオルを手前に引き寄せかかとを上に押し出し前腿をお腹に近づける。

肩が力まないところで
伸ばしている方の足の膝裏が床から浮いてこないところまで
まだ伸びが欲しい場合はタオルを引き寄せ腿と脇腹の距離を近づける。

倒している方と反対側の肩やお尻、かかとが床から浮かないところまで

内腿のときと同じ
床におろしている足のつま先と膝は上に向けておく
反対の足も同様に行います。

これで股関節周りの筋肉を360度緩めることができました。
動かす
骨盤にはまっている股関節を骨盤の窪みの中で動かしていきます。


膝が外へ開かないように
膝を真下に下げるように
一呼吸一動作で呼吸に合わせてテンポ良く繰り返す
鍛える

3~4呼吸ほどキープ。
左右5回程行う。
手で腿を押し下げる力を加え、腿ではその手を押し返す力を加える
背筋は長く保ったまま
肩の力や口元は緩めて
膝の高さを付け根の前に一定に保つ
以上で3ステップ終了です。もう一度足を揃えて立ち、前屈をし、始める前との違いを確認してみましょう。

続けていただくことでより効果を感じていただけるようになりますし、実際のクラスではこれ以外にも毎回様々なヨガのポーズで股関節にアプローチをしていきます。ぜひライブレッスンをご体験いただき、ご自身の体の驚異的な変化を体感してみてください。
柔軟な股関節のために日常生活に取り入れられること
ヨガをして一度ほぐれて柔らかくなった股関節も日常生活で動かすことが少なかったり、デスクワークで座る姿勢が長く続くことなどによりまた硬くなります。できれば毎日ヨガをして硬くなった股関節をリセットしていただくのが一番ですが、お時間的に難しいこともあるかと思います。
日常生活で取り入れられることをいくつかご紹介いたします。
- お風呂時間を有効に
- 階段も有効に
- 信号待ちや電車待ちややかんのお湯が沸くのを待つ時間も有効に
- 自転車は股関節にとって最高の乗り物
湯船の中で温まっているときが一番筋肉がほぐれやすくなっておりますので、この時間、自分を優しくいたわるように腱をほぐしてみましょう。


「動かす」と「鍛える」を同時に行える、一石二鳥の動きです。


左右均等に行うようにしてみてください。

自転車に乗るときは思いっきり漕ぎましょう。骨盤の窪みの中で腿の骨を動かします。これも「動かす」と「鍛える」が同時に行える動きです。周囲には十分お気をつけください。
股関節が柔らかくなるメリット
- 冷えやむくみの解消
- 代謝アップ
- 運動能力の向上
- 内臓機能の向上
- 姿勢の改善と自律神経のバランスの正常化と不眠の改善
- 美肌と疲労回復
股関節の詰まりが取れ血液循環が良くなることで、冷えやむくみが解消され、下半身がすっきりしていきます。
全身の代謝が上がり、痩せやすく太りにくい体を作ります。
股関節の可動域が広がり、運動をされている場合はパフォーマンスの向上が期待できます。
股関節は骨盤と大腿骨の結合部ですので股関節を動かすことにより骨盤内の血行が良くなり、腸の調子を整える自己調整力が高まり便通も改善されます。女性は生理不順や生理痛の緩和に効果的ですし、男性は男性機能の向上に効果的です。
股関節と骨盤の歪みが解消され、骨盤から背骨まで全身の歪みが取れ、姿勢が整い、歪みが取れたことにより、歪みにより生じていた腰痛や肩こりを改善できます。背骨が整うと自律神経のバランスも整い、ストレスが解消され不眠の改善も期待できます。
老廃物や疲労物質は血液と共に流れて体の外に排出されますので、股関節のつまりが取れ血行が良くなるとそれらも流れやすくなり、肌艶良く毎日を溌溂とお過ごしいただけます。
まとめ
柔軟な股関節を作るための3ステップをご紹介しました。股関節を「緩める」「動かす」「鍛える」ことにより、効率的に無理なく初回のレッスンから変化を感じていただける魔法のメソッドです。「緩める」で硬くなっている股関節周りの筋肉をほぐし、「動かす」で股関節の可動域を広げ、「鍛える」で股関節周りの筋肉に過緊張状態を作り、過緊張の後は緩みやすくなる、拮抗筋を鍛えると緩みやすくなる、という筋肉の作用を利用し、柔軟性を養っていきます。レッスンで養った股関節の柔軟性をキープしていただけるよう、普段の生活に取り入れられることもいくつかご紹介いたしました。
股関節の柔軟性が上がると運動のパフォーマンスが向上し、代謝が上がって痩せやすくなり、冷えやむくみも解消されます。骨盤の歪みが整い、骨盤内の血行が良くなるため骨盤内の臓器である大腸や生殖器の機能の改善や向上、腰痛や肩こりの改善も期待できます。自律神経のバランスが整い、ストレスや不眠も解消されます。血行が良くなることで疲れにくくなり美肌にも効果があります。
ぜひライブレッスンをご体験ください。一緒にヨガを楽しみながら柔軟な股関節を作っていきましょう。
¥1,000/40分 オンラインヨガレッスン
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